学問の道を散策しよう

本書は,これから新たに代数学を学んでいこうという読者のための入門書である。第1章では整数の演算について考察する初等整数論を扱い,第2,3章で現代の代数学への入門である環と体,群を扱う。「入門書」であることを強く意識して,1)予備知識がなくても読めるようになるべく“一から"説明し,2)具体的な例をたくさん挙げ,3)定義や定理・命題の主張はなるべく簡潔にしかも正確に述べ,かつ「何故そのような定義をするのか」「その定理や命題はどこに“ありがたみ"があるのか」などを説明することを心がけた。

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